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結論:4万円を出さなくていい人が大多数です
AirPods Pro 2(第2世代)は39,800円。 正直に言います。この価格に躊躇しているあなたは、おそらく1万円台のイヤホンで十分満足できます。
AirPods Pro 2が「圧倒的に優れている」のは事実ですが、その差を「体感できる人」はかなり限られます。Appleデバイスを複数持っていて、Apple独自の連携機能をフル活用したい人以外は、1万円台で「8割の体験」が手に入ります。
今回は、AirPods Pro 2の代替として本当に使えるイヤホンを3本厳選して紹介します。
AirPods Pro 2の何が4万円分なのか?
まず、AirPods Pro 2の実力を正直に整理します。「高いだけ」ではないのも事実です。
▼ AirPods Pro 2 基本スペック
- 価格:39,800円(Apple公式)
- チップ:Apple H2チップ(専用設計)
- ノイキャン:毎秒48,000回の処理、初代比2倍の性能
- バッテリー:イヤホン単体6時間(ANC ON)、ケース込30時間
- コーデック:AAC(Apple独自の高品質処理)
- 防水:IP54(イヤホン+ケース両方)
- Bluetooth:5.3
4万円を正当化できる機能
1. Apple H2チップによるノイキャン
H2チップはANC専用に最適化された処理を行い、毎秒48,000回の演算でリアルタイムにノイズを打ち消します。電車の低音域ノイズからオフィスのエアコン音まで、幅広い帯域を精度高く処理します。これは他社が数値で「-50dB」と表記するものとは、アーキテクチャ自体が異なります。
2. パーソナライズド空間オーディオ
顔と耳の形をiPhoneカメラでスキャンし、自分専用の音場を生成します。Apple Musicの空間オーディオ対応楽曲で真価を発揮する機能です。
3. Apple製品との深い連携
- iPhone/iPad/Mac/Apple Watchとの自動切り替え(H2チップによるシームレス接続)
- 「探す」アプリでの精密位置検索
- watchOS/iOSとの音量・設定同期
- iOS/macOSのアクセシビリティ機能との統合
4. 適応型オーディオ
周囲の環境を検知して、会話が始まったら自動で外音取り込みに切り替えるなど、状況に応じたモード自動切替が可能です。
AirPods Pro 2をあえて選ばない理由
- Androidユーザーにはほぼメリットなし(Apple連携機能が使えない)
- コーデックがAAC止まり(AndroidではSBCに落ちる)
- 39,800円という価格
- 同価格帯のSONY WF-1000XM5と比べて音質面は好みが分かれる
「Appleユーザーが、Apple製品と使う」ことを前提に設計されたイヤホンです。その前提から外れると、コストパフォーマンスは大きく下がります。
AirPods Pro 2の代わり3選
1位:EarFun Air Pro 4(9,990円)
1万円以下でAirPods Pro 2に最も迫るモデル
2年連続VGP金賞・コスパ大賞を受賞した、現在の1万円以下イヤホンの頂点です。
▼ EarFun Air Pro 4 スペック
- 価格:9,990円
- ノイキャン:-50dB(QuietSmart 3.0)
- コーデック:LDAC / aptX Lossless / aptX Adaptive
- バッテリー:単体11時間、ケース込52時間(ANC ON: 7.5時間/35時間)
- 防水:IPX5
- Bluetooth:5.4(Snapdragon Sound対応)
- マルチポイント:対応
- ワイヤレス充電:対応
なぜAirPods Pro 2の代替になるか
ノイキャン性能は-50dBと、AirPods Pro 2の実測値に迫る性能です。電車内や静かなカフェでの使用感は「差が分からない」と感じる人が多いレベルです。
さらにコーデックはLDACとaptX Losslessに両対応。AndroidユーザーはAirPods Pro 2より高音質になります(AirPods Pro 2はAndroidで最大SBC接続になるため)。
AirPods Pro 2との差
- Apple連携(自動切り替え・探す・空間オーディオ)は使えない
- 装着検出の精度はやや劣る
- 適応型オーディオ非搭載
こんな人におすすめ
- Androidユーザー
- iPhoneユーザーだがApple連携にこだわらない
- 予算1万円以下で最高のノイキャンイヤホンを探している
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2位:Anker Soundcore Liberty 4 NC(約10,980円)
Ankerブランドの信頼性+ノイキャン特化モデル
AnkerのSoundcoreラインで「ノイキャン性能に特化」して作られたモデルです。発売から約2年が経過し、価格が安定しています。
▼ Anker Soundcore Liberty 4 NC スペック
- 価格:約10,980円
- ノイキャン:ウルトラノイズキャンセリング3.0(98.5%ノイズ削減)
- コーデック:LDAC対応(ハイレゾ音源再生可能)
- バッテリー:単体10時間、ケース込50時間(ANC ON: 8時間/40時間)
- ドライバー:11mm
- Bluetooth:5.3
- マルチポイント:対応
- ワイヤレス充電:対応
Soundcore Liberty 4 NCの強み
このモデルの最大の特徴は「ウルトラノイズキャンセリング3.0」と呼ばれるANC技術です。装着時に個人の耳の形をリアルタイムで測定し、パーソナライズされたノイズキャンセリングを適用します。
バッテリーはANC ONでもイヤホン単体8時間・ケース込40時間と、この価格帯では優秀な数字です。ANCを頻繁にオンにして使う人に向いています。
AirPods Pro 2との差
- Apple連携機能は使えない
- コーデックはLDACのみ(aptX Losslessは非対応)
- Bluetooth 5.3(Air Pro 4の5.4より旧世代)
こんな人におすすめ
- Ankerブランドの安心感を重視する
- ANC ONで長時間使いたい(バッテリー重視)
- 1万円台でノイキャン性能を最優先したい
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3位:SOUNDPEATS Air5(約8,000円台)
コーデック最強クラス+ANC搭載のインナーイヤー型
カナル型(耳栓タイプ)ではなく、耳に浅く入れるインナーイヤー型を採用した異色モデルです。「長時間装着の耳の疲れ」を解消しながら、ハイレゾコーデックとANCを両立しています。
▼ SOUNDPEATS Air5 スペック
- 価格:約8,000〜9,000円台
- ノイキャン:アダプティブANC搭載(インナーイヤー型)
- コーデック:aptX Adaptive Lossless / Snapdragon Sound対応
- ドライバー:13mmダイナミック
- バッテリー:単体6時間、ケース込30時間
- Bluetooth:5.4(QCC3091チップ)
- マルチポイント:対応
- 防水:IPX5
SOUNDPEATS Air5の強み
インナーイヤー型でANCを搭載しているのは珍しい設計です。カナル型の「耳に蓋をされる感覚」が苦手な人でもANCの恩恵を受けられます。
aptX Adaptive LosslessはLDACと同等以上のハイレゾ伝送が可能なコーデックで、Snapdragon Sound対応デバイスとの組み合わせで真価を発揮します。
注意点
- インナーイヤー型のため、カナル型ほどノイキャンは強力でない
- バッテリーが3製品中最短(ケース込30時間)
- ワイヤレス充電は非対応
こんな人におすすめ
- カナル型の圧迫感が苦手
- ハイレゾコーデックを試したい
- 予算を抑えつつANCも欲しい
4製品スペック比較
4製品の主要スペックをまとめます。
▼ ノイキャン性能
- AirPods Pro 2:H2チップ専用処理(毎秒48,000回)、業界最高クラス
- EarFun Air Pro 4:-50dB(QuietSmart 3.0)
- Anker Soundcore Liberty 4 NC:98.5%ノイズ削減(ウルトラNK3.0)
- SOUNDPEATS Air5:アダプティブANC(インナーイヤー型)
▼ 音質・コーデック
- AirPods Pro 2:AAC(Apple最適化処理)/ Androidでは劣化
- EarFun Air Pro 4:LDAC / aptX Lossless / aptX Adaptive
- Anker Soundcore Liberty 4 NC:LDAC対応
- SOUNDPEATS Air5:aptX Adaptive Lossless / Snapdragon Sound
▼ バッテリー(イヤホン単体 / ケース込)
- AirPods Pro 2:6時間 / 30時間(ANC ON時)
- EarFun Air Pro 4:7.5時間 / 35時間(ANC ON時)→ ANC OFF: 11時間/52時間
- Anker Soundcore Liberty 4 NC:8時間 / 40時間(ANC ON時)
- SOUNDPEATS Air5:6時間 / 30時間
▼ 価格
- AirPods Pro 2:39,800円
- EarFun Air Pro 4:9,990円
- Anker Soundcore Liberty 4 NC:約10,980円
- SOUNDPEATS Air5:約8,000〜9,000円台
こんな人はAirPods Pro 2を買うべき
正直に言うと、以下に当てはまる人はAirPods Pro 2を選んでください。
1. iPhone・iPad・Mac・Apple Watchを複数持っている
H2チップによる自動デバイス切り替えは、Apple製品を複数持つ人には本当に便利です。MacでZoomしながらiPhoneに通話が来たら自動的に切り替わる。この体験は他社では再現できません。
2. 「探す」で厳密な位置確認が必要
精密位置検索はAirPods Proにしかない機能です。なくしやすい人には価値があります。
3. 空間オーディオ・パーソナライズを楽しみたい
Apple Musicのドルビーアトモス楽曲を、自分の耳形に最適化された音場で聴きたい人。この体験は他製品では代替できません。
4. 長期的なソフトウェアアップデートを重視する
Appleは数年にわたってファームウェアアップデートで機能追加・改善を行います。サードパーティ製品と比べてサポート期間が長い傾向にあります。
まとめ:1万円台で十分かどうかのチェックリスト
→ 1万円台で十分な人
- Androidメインユーザー(むしろコーデック面で有利)
- iPhoneユーザーだが、Apple連携より音質・ノイキャンを重視
- 予算を節約して他のものに使いたい
- まずワイヤレスイヤホンを試してみたい
→ AirPods Pro 2を選ぶべき人
- Apple製品を複数持ち、シームレスな連携を最大限に活用したい
- 「探す」での精密位置検索が必要
- パーソナライズド空間オーディオを体験したい
迷っているなら、まずEarFun Air Pro 4(9,990円)から始めるのがおすすめです。「もっと欲しいと思ったらAirPods Pro 2に乗り換える」という順番でも遅くありません。
3月の新生活セールはイヤホンが値下がりのチャンス。 毎年3〜4月にかけてAmazonや家電量販店でセールが行われます。EarFun Air Pro 4やAnker Soundcore Liberty 4 NCは1,000〜2,000円程度の割引になることも。急ぎでない方はセール期間を狙うとさらにお得です。
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