結論から言います。Apple Watch SE 3(第3世代)は、2025〜2026年のApple Watchでもっともコスパが高いモデルです。 常時表示ディスプレイとダブルタップジェスチャーがついに搭載され、上位モデルのSeries 10と大きく差が縮まりました。価格は37,800円〜とSeries 10(59,800円〜)より2万円以上安い。iPhoneユーザーが初めてApple Watchを買うなら、SE 3がいちばんの選択肢です。
Apple Watch SE 3が「コスパ最強」の理由
Apple Watch SE 3は2025年9月19日に発売。SE 2から約3年ぶりの刷新となり、エントリーモデルとは思えない機能が一気に追加されました。
1. 常時表示ディスプレイが初搭載
SEシリーズで初めて常時表示ディスプレイ(Always-On Display)に対応しました。腕を上げなくても時刻や通知が確認できるため、日常の利便性が大きく向上しています。SE 2では手首を動かして画面を点灯させる必要がありましたが、SE 3ではその手間がなくなりました。
2. ダブルタップ&手首フリック対応
S10チップの搭載により、親指と人差し指のダブルタップで通知の確認や電話の応答ができるようになりました。料理中や荷物を持っているときなど、片手しか使えない場面で非常に便利です。手首フリックジェスチャーも使えます。
3. S10チップで処理速度が大幅アップ
SE 2が搭載していたS8チップからS10チップへと刷新されました。アプリの起動、Siriの応答速度、機械学習を使った「声を分離」機能など、日常の操作がよりスムーズになっています。
4. 急速充電に対応
SE 2では充電に時間がかかっていましたが、SE 3は高速充電に対応しました。就寝前の短時間充電でも十分なバッテリーを確保できるため、毎日の充電が手間に感じにくくなっています。
5. 皮膚温センサーと睡眠スコアを搭載
皮膚温センサーにより、睡眠中の体温変化を計測できます。睡眠スコアの記録も新たに対応し、睡眠の質を数値で管理できるようになりました。SE 2にはなかった機能です。
Apple Watch SE 3 スペックまとめ
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年9月19日 |
| チップ | Apple S10 |
| ディスプレイ | 常時表示Retina LTPO OLEDディスプレイ |
| サイズ | 40mm / 44mm |
| 価格(GPS) | 37,800円〜(40mm)/ 42,800円〜(44mm) |
| 価格(GPS+Cellular) | 44,800円〜(40mm) |
| バッテリー | 最大18時間(省電力モード36時間) |
| 充電 | 高速充電対応(磁気USB-Cケーブル) |
| 防水 | 50メートル耐水性能、WR50 |
| センサー | 第2世代光学式心拍センサー、皮膚温センサー、加速度センサー、ジャイロ |
| ジェスチャー | ダブルタップ、手首フリック |
| 対応 | iPhoneと組み合わせて使用(Android非対応) |
| ケース素材 | アルミニウム |
| カラー | ミッドナイト、スターライト |
正直なデメリットも紹介
良い点ばかりではありません。購入前に把握しておきたいデメリットもあります。
心電図・血中酸素の計測には非対応 Apple Watch Series 10が搭載する心電図(ECG)アプリと血中酸素ウェルネス機能は、SE 3には搭載されていません。健康管理を本格的に行いたい場合はSeries 10以上を選ぶ必要があります。
バッテリーは毎日の充電が必要 最大18時間という仕様は、Series 10と同水準です。睡眠トラッキングを使うと充電のタイミングをどこかで作る必要があります。毎日充電するサイクルに慣れれば問題ありませんが、バンド型スマートウォッチのような長寿命バッテリーは期待できません。
ベゼルがSeries 10より太め 本体サイズに対して画面の占有率がSeries 10と比べて低く、ベゼル(画面の縁)が目立ちます。見た目のスッキリさを重視する方は気になる場合があります。
iPhoneが必須 Apple WatchはiPhoneとセットで使う製品です。Androidスマートフォンとの組み合わせには対応していません。スマートフォンを乗り換える予定がある方は注意してください。
SE 3 vs Series 10 vs SE 2 徹底比較
| 項目 | SE 3 | Series 10 | SE 2 |
|---|---|---|---|
| 価格(最安) | 37,800円〜 | 59,800円〜 | 廃番(中古のみ) |
| チップ | S10 | S10 | S8 |
| 常時表示ディスプレイ | あり | あり | なし |
| ダブルタップ | あり | あり | なし |
| 高速充電 | あり | あり | なし |
| 心電図(ECG) | なし | あり | なし |
| 血中酸素 | なし | あり | なし |
| 皮膚温センサー | あり | あり | なし |
| 睡眠スコア | あり | あり | なし |
| 水深計・水温センサー | なし | あり | なし |
| ディスプレイサイズ | 40mm / 44mm | 42mm / 46mm | 40mm / 44mm |
| ケース素材 | アルミのみ | アルミ / チタン | アルミのみ |
選び方の指針:
- SE 3を選ぶべき人: コスパ重視、iPhoneを使い始めた、ウォッチデビュー、予算3〜4万円台
- Series 10を選ぶべき人: 心電図・血中酸素の計測が必要、薄いデザインを重視、最高の画面サイズを求める
競合スマートウォッチとの比較
Apple Watch SE 3と同価格帯〜低価格帯の競合モデルを比較します。
| 項目 | Apple Watch SE 3 | Galaxy Watch FE | Xiaomi Band 9 Pro |
|---|---|---|---|
| 価格 | 37,800円〜 | 約27,000円〜 | 約8,500円〜 |
| OS | watchOS | Wear OS | 独自OS(Zepp OS類似) |
| iPhone対応 | 完全対応 | 基本通知のみ | 基本通知のみ |
| Android対応 | 非対応 | 完全対応 | 対応 |
| 常時表示 | あり | あり | なし |
| GPS | あり | あり | あり |
| 心電図 | なし | あり | なし |
| バッテリー | 最大18時間 | 最大40時間 | 最大21日間 |
| ケース素材 | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム |
| 防水 | 50m | 5ATM+IP68 | 5ATM |
競合との比較まとめ
Galaxy Watch FE はAndroidユーザーへの親和性が高く、心電図機能も搭載しています。しかし、iPhoneとの組み合わせでは機能が大幅に制限されます。iPhoneユーザーならApple Watch SE 3の圧勝です。
Xiaomi Band 9 Pro は1万円以下という驚異的なコスパを誇り、バンド型スマートウォッチとして長時間バッテリーが魅力です。ただし、アプリの豊富さやApple Watchエコシステムの利便性(iPhoneとのシームレスな連携)には及びません。
iPhoneユーザーで「スマートウォッチを初めて買う」なら、Apple Watch SE 3が最適解です。Androidユーザーなら Galaxy Watch FE、徹底的に予算を抑えたいなら Xiaomi Band 9 Pro が候補になります。
こんな人におすすめ
Apple Watch SE 3が特におすすめの方:
- iPhoneユーザーで初めてApple Watchを検討している方。連絡先・カレンダー・マップ・Apple Payなど、iPhoneとのシームレスな連携が最大の魅力です。
- 健康・フィットネス管理を日常的に行いたい方。心拍数の常時計測、ワークアウト記録、睡眠スコア、皮膚温センサーと、日常の健康データを把握するには十分な機能が揃っています。
- 予算4万円以内でApple Watchを選びたい方。Series 10より2万円以上安く、SE 2からの進化幅が非常に大きいため、費用対効果は抜群です。
- 料理・育児・スポーツ中など片手がふさがることが多い方。ダブルタップジェスチャーで片手操作が可能なため、実際の生活シーンで役立ちます。
逆に、SE 3より上位モデルを検討したほうがいい方:
- 心電図や血中酸素の測定を重視する方(Series 10を推奨)
- より薄いデザインや大きな画面を求める方(Series 10 46mmが最大)
- チタンケースなど素材の質感にこだわる方
1万円以下のスマートウォッチも気になる方へ
「まずはスマートウォッチを試してみたい」「Apple Watch SE 3は少し高い」という方には、1万円以下のコスパモデルも良い選択肢です。Xiaomi Band 9 ProやCMF Watch Pro 2など、GPS搭載で高機能なモデルが揃っています。
詳しくは「スマートウォッチおすすめ3選【1万円以下】2026年版」をご覧ください。
まとめ:Apple Watch SE 3はiPhoneユーザーの最適解
Apple Watch SE 3は、SEシリーズで初めて常時表示ディスプレイとダブルタップジェスチャーを搭載し、実用性が大幅に向上しました。Series 10との主な差は心電図・血中酸素計測と画面サイズのみ。iPhoneユーザーにとって37,800円〜というコスパは、今のApple Watch市場でベストバイと言えます。
SE 3がおすすめな理由まとめ:
- 常時表示ディスプレイでいつでも時刻・通知を確認できる
- ダブルタップで片手操作が可能
- 高速充電対応で利便性アップ
- 皮膚温センサー・睡眠スコアと健康管理機能が充実
- Series 10より2万円以上安い
記事内で紹介した製品一覧
Photo by Georgiy Lyamin on Unsplash



![Apple Watch SE(第 2 世代)[GPS モデル、40mm ケース]ミッドナイトアルミニウムケースとミッドナイトスポーツバンド - S/Mを組み合わせたスマートウォッチ。フィットネストラッカーと睡眠トラッカー、 衝突事故検出、心拍数のモニタリング、Retina ディスプレイ、耐水性能](https://m.media-amazon.com/images/I/61LRZO8v5cL._AC_SL300_.jpg)


コメント